【中小企業の銀行対策】口座振替資金は口座振替日前日までに入金するべき理由とは?

今日は、中小企業の銀行対策として、口座振替資金は口座振替日前日までに入金するべき理由について考えます。

今日の論点は、以下の2点です。
1 口座振替は振替日の未明にスタートする
2 銀行返済分は優先的に口座振替がかかる

どうぞ、ご一読下さい。

1 口座振替は振替日の未明にスタートする

今日は2月9日で、明日は五十日(ゴトウビ)の10日です。
10日は、クレジットカードを始め、諸経費の口座振替が重なる日です。
業者さんから届く口座振替の案内には、「金融機関の前営業日までに資金をご用意下さい」という類の記載がなされていて、中小企業の優秀な経理担当者は、しっかりと振替日の前日までに資金を口座に入金してくれています。
ただし、メインバンクの当座預金や普通預金には、お客様からの売掛金入金があるので、資金が滞留しますが、サブ行より下位行の場合、お客様からの入金がなく、銀行返済のみ資金が動くようなケースもなきにしもあらずなので、口座振替日前営業日までに必ず資金を用意しておかなければなりません。

もっとも、「口座振替当日に資金を用意すればええんと違うんか?」と言う声もありそうですが、実は、口座振替は、金融機関営業店(支店等)が手落とししていることは極めて稀で、基本的には、事務センターや為替センターといったバックオフィスで自動的にかつ大量のデータが処理されています。
事務センター等のデータ処理量は膨大になるので、口座振替は、口座振替日当日の午前0時過ぎとか、未明の間に処理されるのが通常です。

なので、口座振替の資金は、振替日当日ではなく、前営業日までに用意しておく必要があるのです。

【中小企業の銀行対策】口座振替資金は口座振替日前日までに入金するべき理由とは?

2 銀行返済分は優先的に口座振替がかかる

繰り返しになりますが、明日は2月10日で、諸経費の口座振替が集中する日です。
仮に、銀行への元利金の返済とそれ以外の諸経費の口座振替が競合した場合には、基本的に、銀行は、自行の返済分の口座振替を優先させます。
そして、未明の口座振替が残高不足で口座振替が不能であった場合には、外回りの銀行担当者に「口座振替不能リスト」が朝イチで配布され、融資役席から「はよ、入金してもらうよう、電話せえや」とマキが入ることになります。
当日中に不足分を入金して無事口座振替当日に口座振替が完了したとしても、銀行担当者の頭の中には、「あそこは注意しとかなあかんな」と黄色信号が点滅することになります。

口座振替は中小企業経営者が思っている以上に重たいもので、例えば、個人のクレカの決済が残高不足で決済不能となった場合、個人信用情報(通称「コシン」)が汚れてしまって、対外信用を落としてしまうことになりかねません。
個人のクレカの決済も、銀行の返済も、「うっかりしてて、入金忘れてましたわ」というのは通りません。

繰り返しますが、明日は、諸経費の口座振替が集中します。
本日中に、明日の決済が支障なくできるように、取引金融機関の当座預金や普通預金の残高を念の為確認することをお勧めします。

資金繰りや銀行取引に不安を感じている経営者の皆様へもご覧下さい。

資金繰りや銀行取引に不安を感じている経営者の皆様へ
資金繰りや銀行取引に不安を感じている経営者の皆様へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA