【中小企業経営者の心得】個別金融機関の特性を知っておく

中小企業経営者目線からは一見すると金融機関は一様に見えてしまいがちです。
また、メガバンク、地方銀行、第二地銀、信用金庫、信用組合と業態は違いますが、一般企業がそれぞれ「社風」があるのと同様に、個別の金融機関はそれぞれ「行風」という特性があります。
ベタに言えば、保守的な金融機関もあれば、イケイケの金融機関もあります。

わたくし北出は、お客さまの会社経営者と日々金融機関とコミュニケーションを取りますが、不思議なことに、まるで金太郎飴の如く、担当者は変われど、似たようなキャラクターの役職員が多いように見受けられます。
夫婦が長く一緒にいると似てくるのと同様で、似た者が集まるようです。

その上、なのですが、北出は、経営者の方から時折、「どの銀行がええのや?」と質問されます。
この質問に対する答えはなかなか難物なのですが、北出は、一応「社長の肌に合う金融機関を選ばれるとええですよ」と答えます。
では、肌に合う金融機関と巡り会うために、必要なことはどんなことでしょうか?

三つ子の魂百まで、と言いますが、金融機関の生い立ちや来歴を知ることこそが、肌に合う金融機関に巡り会う近道です。
まず、3メガバンクは、平成の初めの頃、15行あった旧都市銀行が合従連衡を繰り返して集約されたものです。
主に、財閥系が多いのですが、大まかに言ってしまうと、三菱UFJ銀行が主に三菱財閥、三井住友銀行が住友財閥、みずほ銀行が扶養系の流れを汲んでいます。
また、地方銀行に関しても、3メガバンクと、関西だとりそな系にルーツを求めることができます。
他方、地方銀行は、生き残りをかけて、財閥系資本関係を超越した合従連衡を行うなどしているため、明確に〇〇系とは言い難くなってきていますが、いずれにしても、資本関係を知ることは、中小企業経営者の一般教養として重要な事柄です。

また、信用金庫は会員組織、信用組合は協同組合組織なので、会員や組合員相互の助け合いのような人的ファクターが目立ちます。
信金・信組は、地域に根ざした地域金融機関なので、中小企業や小規模事業者、個人事業主にとって、欠かせないビジネスパートナーなので、仮に商売の規模が大きくなっても、信金・神祖から頂いた過去のご恩を忘れることなく、取引を継続していくべきです。

このように、一言で金融機関と言っても、中身は様々です。
中小企業経営者は、金融機関個々の特性をしっかり把握した上で、メインバンクを選定し、取引を深厚していく必要があるのです。

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