【中小企業経営者の心得】お盆休みに会社の中長期ビジョンを描く理由とは?
今日は、中小企業経営者の心得として、お盆休みに会社の中長期ビジョンを描く理由について考えます。
今日の論点は、以下の2点。
1 ルーティンワークを離れて目線を高くしてみる
2 5年先、10年先の会社の未来予想図を描く
どうぞ、ご一読下さい。
1 ルーティンワークを離れて目線を高くしてみる
明日から3連休、来週はお盆ウィークで、一部の大手製造業は、明日から9連休に突入します。
世間は、事実上のお休みモードに突入します。
中小企業でも、稼ぎ期のサービス業を除けば、外線電話も少なくなり、定時で帰れるタイミングです。
中小企業経営者も、一息つけそうです。
猛暑の中ですが、せっかくのお盆ウィークですから、家族サービスするもよし、読書をするもよし、有効に使いたいところです。
普段は、社内、社外共に多忙なルーティンに追われる中小企業経営者ですが、お盆ウィークを目線を高くして、会社の中長期のあるべき姿を描いてみるのも有意義です。
創業当初の志を思い返して、当時描いていた会社の姿と現在とを比較するのもいいかもしれません。
せっかくのお盆ウィーク、ルーティンワークを離れて、目線を高くしてみてはいかがでしょう。
2 5年先、10年先の会社の未来予想図を描く
3年、5年、10年スパンの計画というと、経営改善局面の経営改善計画が思い起こされますが、あくまでも、経営者自身の将来のビジョンを描いてみれば良いわけです。
確かに、世界の変化はあまりにも大きく、早いので、なかなか中長期先を読むことは簡単ではありません。
そんな中にあっても、たとえば、5年後の売上高や経常利益といった計数目標でも良いですし、人材育成のような定性的な目標も有効です。
3年、5年、10年先の会社の未来予想図を描いておくことで、経営者の中で迷いが出たり、業績が一時的に悪化した場合でも、会社の未来予想図に戻って、経営者自身の心の拠り所にもなりえます。
お盆ウィークを有意義に活用するため、中小企業経営者は、じっくりと会社の未来予想図を練ってみようではありませんか。