【中小企業の銀行対策】決め手は経営者自身のお人柄である理由とは?

1 調整型も強行突破型もあり

今日は、中小企業の銀行対策として、「決め手は経営者自身のお人柄である理由」について考えてみます。
最近北出が感じることとして、政治家と経営者はよく似ていることです。
政治家の多くの方が、(一部を除いて)志を以て地域を、日本をより良くしようとして政治家を目指し、選挙を突破した方々です。
経営者も、特に創業者の場合、世の中に貢献しよう、あるいはサラリーマンを脱してより多くの財産を得よう、などなど様々な動機で起業したわけですが、一使用人で終わってたまるかという高いモチベーションを持った人種です。
政治家も、経営者も、調整型もあれば、強行突破型もあって、人それぞれですが、一様に言えることは強烈な個性の持ち主であることは間違いありません。
更に言えることが、政治家も経営者も程度の差はあれ、世間一般から見ればより大きな権限を持っています。
創業者で、会社の発行済み株式の2/3以上を保有し、代表権のある取締役であれば、ある意味、やりたい放題、決めたい放題です。
権限が大きければ、責任もより多くついて回るのが世の常です。
オーナー経営者は、会社の借入金の連帯保証債務を負っているため、会社とは一心同体です。
会社が傾けば、オーナー経営者の生活も立ち行かなくなります。
わが国の起業の割合の低さは言われて久しいですが、保証債務を筆頭として、経営者はより多くのリスクを抱えていることは間違いありません。

2 最後はお人柄で経営者の勝負が決まる

このように、経営者は一般的に強烈なキャラクターを持っているのと同時に、そのキャラクターは多岐の渡っていて、ある意味人間臭い人たちの塊でもあります。
そのような経営者という人種も、創業以来、順風満帆、百戦百勝というのは残念ながらあり得ません。
孫正義、永守重信、柳井正といった成功者でさえ、後継者に恵まれなかったり、本業以外で苦戦したりと、その苦労は、とても凡人には想像もできないほどかと思えてしまいます。
ましてや、新型コロナウイルス感染拡大といった想像もできなかったようなネガティブな外部要因を前にすると、少なからぬ中小企業経営者は眠れなくなります。
想定外の経営改善が必要となった中小サービス業は数数多です。
調整型であろうが、強行突破型であろうが、そのような想定外の脅威に立ち向かい、踏みとどまることができる中小企業経営者に共通するのが「お人柄」です。
「この社長がそこまで言うんなら、しゃあないか」という具合に、なんとなく周囲、特に、社長仲間やメインバンクを巧みに取り込んでしまっています。
このようなお人柄を「人望」という言葉で置き換えることがで決まるのかもしれませんが、中小企業経営者の最後の決め手は、「お人柄」であり、「人望」なのだと改めて実感させられます。
他人から一目置かれるお人柄、人望は、一朝一夕に身につけられるものでは決してありません。
中小企業経営者は、順風満帆な時にこそ、お人柄、人望に磨きをかけ、日々、自身を鍛錬する必要があるのです。

【中小企業の銀行対策】経理部門が会社の中枢である理由とは?も併せてご一読下さい。

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