【中小企業経営者の心得】中小企業だからこそ高い倫理観がオーナー社長に求められる理由とは?

今日は、中小企業経営者の心得として、中小企業だからこそ高い倫理観がオーナー社長に求められる理由について考えてみます。

今日の論点は下記の2点。

1 中小オーナー企業でのオーナー社長は絶対権力を握っている
2 トップの経営手腕が中小企業の行末を左右する

1 中小オーナー企業でのオーナー社長は絶対権力を握っている

ビッグモーターの不祥事が、ここ数日、派手に報道されています。
北出に言わせると、テレビやラジオが今までどれだけ派手にビッグモーターのCMを垂れ流してきたのかといい気なもんだと感じてしまいますが、報道が事実とすれば、コンプライアンスのコの字もない会社です。
ビッグモーターについて北出は報道やネット以上の情報を持ち合わせていませんが、その限りで言えば、ビッグモーターがごく小さな中小企業が年商、英魚拠点と従業員数だけが増えただけのように見えてしまいます。
年商6,000億円、非上場となれば、銀行団も店舗出店の設備資金と月次の運転資金とで、相当額の融資を出していることは想像に難くはありません。
長期は期限の利益で凌げるとしても、当貸や手貸の極度の更新が満了していくタイミングを待たずして、銀行団支援の継続も難しくなる可能性は高いと言わざるを得ません。

北出は普段、業務上で接しているお客様がほぼ全てが中小企業でかつオーナー経営で、ビッグモーターのような企業規模の会社とは縁がありませんが、中小オーナー企業について、ビッグモーターを通じて、中小オーナー企業のあるべき姿について考えてみることにします。

世の中のほとんどの中小企業がオーナー経営です。
筆頭株主が代表取締役社長として取締役会を牛耳り、オーナー一族が株主総会を支配するのが一般的な中小オーナー企業です。
筆頭株主兼代表取締役社長のオーナーは、文字通り、会社の絶対権力を有しています。
オーナー経営の中小企業の従業員がオーナー社長に物申す時は、即ち退社する時だといっても過言ではありません。
そのため、従業員は筆頭格の番頭でさえ、オーナー社長に徹底的に忖度します。

絶対権力者のオーナー社長は、下手をすると裸の王様になってしまう懸念があるのです。

2 トップの経営手腕が中小企業の行末を左右する

とはいえ、北出が知る限り、ビッグモーターのようなケースはそう多くはありません。
幸いなことに、世の中の大多数のオーナー社長は皆、高い倫理観を持って、コンプライアンスを重視しています。
原材料高と人手不足の中にあっても、社員に過度な目標で縛るようなことはしませんし、健全な商取引に徹しています。
会社の資金繰りがきつい時には、従業員の給料を工面するため、オーナー社長は個人資産を会社に貸し付けて資金ショートを回避します。
金融機関から資金調達するため、当然のように個人保証をしています。
大多数のまともなオーナー社長が、自身が社内で絶対権力者であることを痛いほど認識していて、自らを律しているからだと北出は肌身で感じています。
だからこそ、今回のビッグモーターのようなケースが、極めてレアであることを皆さんに認識していただきたいのです。

良いにしろ悪しきにせよ、トップとしてのオーナー社長の経営手腕が中小企業の行末を左右することは間違いありません。

中小企業のオーナー経営者は、健全な会社として次世代にバトンタッチするためにも、ビッグモーターを反面教師にして、自社のコンプライアンスの実施状況を今一度総点検してみてはいかがでしょう。

【中小企業の銀行対策】「銀行嫌い」が経営者失格である理由とは?も併せてご一読下さい。

公式サイト「次世代に残せる老舗企業の創造」もご覧下さい。

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